PCI6115 アンチエイリアスフィルタの設定方法

Question

環境は、Windows2000, PCI-6115, NI-DAQ(Legacy)7.4.1です。
LabViewではなく、Matlab(6.5.2), Data Acquisition Toolbox 2.2を使ってデータ収録を行っています。
Matlabからサンプリングレートの設定やデータ収録などは問題なく出来るのですが、PCI6115についているアンチエイリアスフィルタとゲインの設定方法がわかりません。
Matlabでなくとも構いませんので、Labview以外の環境でこれらの値を設定する方法を教えてください。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

ara77 様
平素より弊社製品をご使用いただき誠に有難うございます。
日本ナショナルインスツルメンツ 技術部の櫻田と申します。
アンチエイリアスフィルタの設定方法は、「NI 6115/6120 User Manual」のB-3ページに記載があります。
こちらの記載によりますと
「AI_Change_Parameter」関数の「paramID」引数に「ND_Digital_Filter」を与えます。
さらに、「ParamValue」引数に与えるパラメータと、それに対応した周波数は次の通りです。
ND_High：500kHz
ND_Low：50kHz
ND_None：フィルタ無し
デフォルト設定は、フィルタ無しになっております。
NI 6115/6120 User Manualは下記のリンク先からダウンロード頂けます。
http://digital.ni.com/manuals.nsf/websearch/350F82C34DFF8BE586256D2C004E2759
ゲインの設定方法は、NI-DAQ Function Reference Helpに記載があり、キーワード「gain」で検索可能です。
こちらの記載によりますと
「AI_Setup」関数や「AI_Read」関数等の「gain」引数でゲイン設定値を与えることにより設定可能です。
PCI-6115で設定可能なゲイン設定値は下記の通りです。
-2 (for gain of 0.2), -1 (for gain of 0.5), 1, 2, 5, 10, 20, 50
スタートメニュー＞＞プログラム＞＞National Instruments＞＞NI-DAQ 内に、ヘルプファイルへのショートカットがありますので
NI-DAQのAPI関数の詳細につきましては、Traditional NI-DAQ (Legacy)™ C Function Reference Help等
（開発言語やバージョンによりインストールされているヘルプ名に違いがあります。）をご参照願います。
尚、Matlabでの確認は弊方では出来かねます点をご了承願います。
以上、よろしくお願い申し上げます。